| <第9話> Copland tracks(その1) テント泊まり(2004年3月17日晴れ 9日目) |
6時半過ぎにルースが起こしに来た。まだ真っ暗だ。私はすでに目覚めてはいたが。雨が止んでいたのでトキと2人で外に出た。見上げるとHut小屋の周りには3000m級の鋭鋒が連なって見えた。凄い! こんなに素晴らしいロケーションは、今まで経験がない!ここはすり鉢の底のような山脈の底部だから見える筈はないが・・・近くに見える山脈にNZの最高峰、Mt.Cook(アオラキ)が連なっていると思うと、感慨無量だった。それから心身ともに癒してくれた、例えようの無い貴重な体験をさせて貰ったhot poolを再び訪れて、さよならの挨拶をした・・・。 ![]() |
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| 8時20分頃 2日間お世話になったWelcome Flat Hutを出発した。帰路は往路をそのまま引き返したのだが意外と順調に足が進んだ。ガイドのルースが予想した通り、沢(川)の水量は減っていたのが幸いしたのだ。しかし、それでも度重なる渡渉で、靴も衣服も濡れてグショグショだった。(もう、こんな修行は今日でお終いにしたい)と、念じつつ、私達は頑張った。 |
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2時30分過ぎに登山口に到着した。予定時間のほぼ6時間で無事に帰還出来たのだった。 |
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Salmon Farm(サーモンの養殖所)へ;3時に登山口を出発して約30分でSouth Westland
Salmonに着いた。ここは、サーモンの養殖所兼レストランだ。ハーストの町とフォックス氷河との中間位の位置にある。観光客を満載した大型バスが到着しては、ひっきりなしに、お客をはき出す。でっかいレストランは満員盛況になった。 |
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久しぶりの豪華昼食;私のオーダーは、ピザ゙、一口パン、スモークサーモン、カプチーノでした。天気は上々、皆でゆっくり味わいました。 ところでトイレに行ったエンマちゃんが、なかなか戻ってこなかった。出てきた彼女に、(どうしたの?)って、誰かさんが聞いたら・・ついでに裸になって、Body(体)も洗ってきた・・だって。ケタケタと笑っている彼女を見て、ウェートレスのおばちゃんが・・よくやるわ!・・と、呆れ顔だった。 |
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ファカパワイ・ビーチに着く;5時頃に着いた。早速テントの設営にかかった。無人島を思わせる人工物が全く見えない砂浜だった。小川が海辺に流れ込んでいた。私はトキと2人用、ジョアン、エンマ、フレッド、ルースはそれぞれ単独(1人用)のテント、全部で5張りテントを張ることにした。私達は隣と少し離れた所で、テントを張り始めたのだが、設営にモタモタしていたら、またまたサンドフライの猛攻に遭った。砂浜や川の付近はサンドフライの住み家のだ。十分承知しているから、レーンコートの上下を着て完全武装していたのだけれど、・・・顔や首筋、両手など、露出した部分にアタックしてくる・・・(もうこんな生活はいやだ〜!)![]() テントを張り終えたら、1時間あまりの休息タイムが許可された。遅めの昼寝だ。有り難やと喜んだのも束の間・・・テントの中に入ると、憎ックキ奴らが、すでに、数匹・・! 叫きながら(2人)で、潰しまくった。 |
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| キャンプ・フアイヤーの準備;しばらく休憩した後、ルースのお声がけで、流木拾いが始まった。砂浜には大きいのやら小さいのやら流木が、幾らでもあった。自分が持てる大きさの木を選んで集めたが・・・息が弾んでへとへとになってしまった。(その様子を見ていたルースは)私にハンディ・ノコギリを手渡して、集めた流木を適当な長さに切るように命じた。この作業は多少楽かなと考えたが・・・どっこい肝心のノコギリの歯がナマクラときた。引いても駄目なら押してみよ、で押してみたが・・・それでも、なかなか切れなかった。 それから、折角集めてきた木のなかの数本を(ルースが)ポイズンツリー(毒の木)だと言って、捨ててしまった。何故なの?と(彼女に)聞いてはみたが、毒を含んだ木としか教えてくれない。何はどうあれ、夜の浜辺でのキャンプファイヤーの準備が一応整ったのでありました。 (第9話 その1終わり) |